前田選手といえば大車輪キック、というファンの方も多いと思います。
フライングニールキックも得意としている前田選手ですが、やはり大車輪キックの破壊力はさらにそれを上回る凄さがあると思います。
一度、テレビの取材か何かでコーナーに向かって大車輪キックを放つシーンが撮影されていましたが、直接あたっていないのにも関わらず、衝撃にカメラが揺れていました。
ファイアープロレスリングなどのプロレスゲームでは、前田選手が大車輪キックを命中させると、相手選手は流血していました。ちなみにゲームでも間合いが難しい技でしたが、実際はかなり間合いが難しかったのではないかと思います。
空手でいう胴回し蹴り(現役ではK-1の子安慎吾選手が使う「子安キック」)と骨法の浴びせ蹴りに近いキックです。体ごと強烈に回転して放たれる大車輪キックは、とても絵になる必殺技だと言えるでしょう。
K-1で子安選手が胴回し蹴りを放つたび、前田選手を思い出す。
そして最近ではK-1MAXでジャダンバ・ナラントンガラグ選手が似たキックを、リングで観戦する前田さんの前で放ちました。
こんなK-1の見方もアリですよね。以上、大車輪でした。